Leadership Fellows Program(旧TECについて)

 

Leadership Fellows Program(旧TECについて)

 

こんにちは、HEC MBA S25のSです。今回はHECのLeadership Fellows Programについてご紹介します。

 

1.      基本情報

Leadership Fellows Program はHECのTalent Teamによるリーダーシップ/メンターシッププログラムです。学生が自身の価値観について深堀し、長期的なゴールを定め、リーダーとして成長することを支援する目的で提供されています。

 

・    期間:Term 1からTerm 2にかけての6か月間

・    形式:毎月メンターとの1 on 1セッション(約1h)と ワークショップ(終日)を各一回ずつ実施

+国内へのProfessional Trip 1回

メンターとの1 on 1は、メンターからテーマを与えられる場合もありますが、この有無に関わらず、自分からその時点で会話したいトピックスをもってきても良いという自由度が高いものでした。

ワークショップは授業の無い金曜ないしは土曜に終日を使って行われます。基本的に午前がゲストスピーカーセッション、午後はメンター+学生で毎回決められたお題(例:これまでの人生の山谷の振り返り、自身の10年後の予想図等)について議論というスケジュールです。

・    定員:9月入学36名、1月入学24名 

入学1か月ほど前からアプリケーションがオープンします。アプリケーションの内容はショートエッセイ(数問)だったと記憶しています。

・    メンター:異なるバックグラウンドをもつメンター3名が担当。メンター1人につき学生12名(9月入学)ないしは8名(1月入学)ずつが振り分けられて、これがワークショップにおけるグループの単位となります。

 

2.      特徴

他の授業やキャリアプログラムと異なり、大きなテーマとしてキャリアとプライベートのバランスをどう達成するかという観点が根底にあります。自分の価値観を理解し、自身としてのベストな状態に成長することと良きビジネスリーダーになることの両方をめざすという考え方に基づくプログラムだと聞いています。

応募時点で示された要件としては、「自身の経験や知識をグループのメンバーに共有しようという意思を持っていること」「オープンマインドネス」「プログラムへのコミットメント」でした。コミットメントとして具体的に念押しされた内容は、1.全ての日程に必ず参加すること、2.Confidentiality =各セッション内でゲストスピーカーやメンター、他の参加学生から共有された内容を外部にもらさないこと、という二点でした。実際、ワークショップの中で自身の価値観に影響を与えたイベントや人によってはトラウマ等かなりパーソナルな部分に踏み込んだ内容を共有するため、このコミットメントは安心して自己開示が出来る環境を作る上で重要なものなのだと思います。

最後にもう一つ重要な点ですが、残念ながらこのプログラムに単位はつきません。

 

3.    プログラムに関する所感

個人的にはこのプログラムに参加できたことに非常に満足しています。様々な要素がありますが、私は以下の点が特に自身のリーダーシップや人間的な成長において良かったと思っています。

 

・自己内省の機会

目まぐるしいMBA生活の中で、このプログラムをトリガーにして継続的に自分自身とのその将来について見つめ直す時間を確保することが出来ました。これまでも就職活動やMBAの受験準備等を契機として自己分析をすることはありましたが、MBAという様々な外部刺激がある環境において、これをやることに意味があったと思います。また、メンターや同じグループの学生からのQ&Aを通じて、自己理解や将来像の解像度を高めることもできたと感じています。

 

・ネットワーキング                                                                     

プログラムを通じて、ゲストスピーカー、アルムナイ、メンターと多くの出会いがありました。Confidentialityの関係で具体的なエピソードを開示できないのが残念ですが、皆さん自身の経験、特に苦い失敗や後悔から得た学びを惜しみなく共有してくれました。そして同じグループとなった学生たちとの出会いも私にとって非常に大きいものになりました。アルムナイたちもよくこのプログラム参加者は家族のような繋がりが出来ると言いますが、決して大げさではないと思います。最初のセッションから自身の人生の起伏という重いテーマを扱うこともあり、これが通常のアカデミックプログラムでは中々ない学生間の連帯感につながっていると思います。

 

・コミュニケーション面(自己開示、プレゼン能力、英語でのコミュニケーション等)

これは私自身が入学前から課題として認識していたものですが、周囲に自分を理解してもらうことはリーダーシップの成長の面で非常に重要だと考えていました。その点で、このプログラムはまず自己理解をしたうえでそれを相手に伝える、ということを繰り返し実践できる貴重な場になりました。また、英語でのプレゼンやQ&Aの機会を確保できたのも有益だったと思っています。

 

一方で、振り返ってここが惜しいなと思ったポイントもいくつかあります。

・ゲストスピーカーに偏りがある:女性が少ない、年齢層が高く中堅層としての意見等が薄い、メンターによっては業界に偏りがある等

・アカデミック側とのスケジュールの連携が乏しい:中間試験、期末試験直前にワークショップが開催されることもあり、試験勉強の確保に苦慮しました

しかし、これらは改善の余地があるとは思うもののプログラムの有益性を損なうものではありません。総合的には非常に有意義なプログラムだったと感じています。

これからHEC MBAを検討中の方、これから入学される方にはぜひ検討の参考にしてもらえればと思います。

 

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