パリでの生活事情


S19 IntakeM.N.です。

この投稿ではパリでの生活を考えている方向けに、パリでの生活について実用的な内容を簡単に整理してみました。私は家族帯同でこちらに来たのですが、実際こちらに来るまでは情報が少なくて困ったため、同じ境遇の方に少しでも参考になればと思っています。

■パリの食生活事情
日本食の値段は日本で買うよりは高くなりますが、簡単に手に入るため、日本と同じような食事を用意して生活をすることが可能です。日本食を販売しているお店としては、以下があります。特に15区近辺は日本人駐在員が多く住んでいることもあり、レストランを含め日本食を提供するお店が豊富にあります。

K-mart(オペラ地区やシャンゼリゼ通り、15区に支店あり)
Euromart(15区)
Hi-mart(15区)
・京子(オペラ地区)

いずれのお店でも日本食を購入できますが、特に京子には日本からを空輸で運んでいる食材(野菜を含む)もあり、新鮮なものを手に入れることができます。(編注:Covid-19の影響もあまりなく、食材は2020年5月現在でも入手可能)なお、13区には大きなチャイナタウンがあり、こちらにも醤油やのり、カップラーメンなどの日本食を販売する中華スーパーがあります。

また、特に驚いているのは肉(特に牛肉)がかなり安価に手に入ることです。日本で購入するステーキ用の肉が大体4割引きくらいのイメージで購入できます。パリではなく学校近くのスーパーで買うともう少し安いかもしれません。後は当然のことですが、それなりに良いワインがかなり安く買えます。日本では4,000円程度で売られているワインが€20前後くらいで購入できます。私はワインのことは詳しくなかったのですが、せっかく安く購入できるのでこちらに来て色々と試しています。

■パリの住居事情
私はパリの中でも日本人が多く住むエリアに住んでいますが、パリの住居探しは日本と比べて若干特殊な面もあり、苦労しました。なお、以下の不動産会社・アパートを掲載している広告会社にコンタクトを取りました。
le bon coin
SeLoger
・ロジス
・リュテス不動産

今のパリの住居はリュテス不動産の紹介で選びました。日本人の担当者がおり、日本にいながらLine動画で物件の内覧をサポートしてくれる等、一番丁寧な対応をしてくれました。また、電気や住宅保険、駐車場を探す手続きも無料でサポートしてくれたのですが、本来であればこうした対応を自分でフランス語の契約書を読みながら行う必要があります。煩雑な手続きを丁寧にサポートしてくれるのは非常に有難かったです。

■家族の生活事情
パリには子供向けの公園が数多くあるのですが、遊具が相当充実しています。そのため、子供を育てる環境としては想像していた以上に恵まれていると感じています。私は現在3歳になる子供がいますが、パリ市内にある日本人幼稚園に通わせています。家から徒歩で15分程度の場所です。今のところ週に3回通わせており月謝は€650です(時間は8:30-15:30)。(編注:HECキャンパスの近くにも保育園があり、月謝は€100以下~)
もちろん他にもいくつか日本人幼稚園があり、幼稚園の選択肢は一つではありません。インターナショナルスクールもあるため、英語やフランス語に触れさせることもできます。

また、医療機関については、以下のいずれかを利用することが一般的かと思います。
・アメリカンホスピタル(日本人医師が在籍)
・ネッカー病院

特にアメリカンホスピタルは日本人の医師が在籍しているため、症状の細かいニュアンスを含めて相談をすることができます。子供の緊急病院としてはネッカー病院を利用することもできます。特にネッカーはヨーロッパの中でも小児科のレベルが非常に高いという評判を聞いたことがあります。

■言語(フランス語)の壁に関する実態
フランスでは英語は使えないというイメージを持たれているかもしれませんが、パリ市内では英語でコミュニケーションが成り立つことも多いです。そのため、こちらに来る前に想像していたほどは苦労はしていません。もちろん簡単なフランス語を話せる方がコミュニケーションの幅は広がり、便利に感じる部分はあると思いますが、全く話せかったとしても留学期間を問題なく過ごすことはできると思います。

ざっと気になったポイントを整理してみました。何か個別に確認したいことがあればいつでもお問い合わせください。

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