住まい選びのリアル:オンキャンパスか、オフキャンパスか?

 HEC Paris MBA:オンキャンパスか、オフキャンパスか?


住まい選びのリアル

こんにちは、HEC MBA S25Sです。 今回は、HECでの生活の質を左右するオンキャンパス(キャンパス内寮)とオフキャンパス(パリ・パリ郊外)のメリット・デメリットについてまとめました。私自身、Term1はオンキャンパス、その後はオフキャンパスで生活した経験があるため、それぞれの視点から実体験をシェアします。

 

1. 背景:私のケース

社費留学のため、家族の帯同時期が「赴任から3か月以降」と規定されていました。当初はキャンパス内の家族寮を検討しましたが、空き状況から断念。単身期間はキャンパス内の独身寮、家族合流後は学校バス(Savac)が停車するブローニュ=ビヤンクール(Pont de Sèvres近辺)へ転居しました。

 

2. オンキャンパスの魅力

単身の方には、オンキャンパス一択をおすすめします。

  • メリット:
    • 学習への集中: Term12は朝8時からの授業や夜遅くまでのソーシャルイベントが続き、非常に多忙です。徒歩10分で教室へ行ける環境は、体力的にも時間的にも大きなアドバンテージです。
    • 経済性: 寮費は単身部屋で月800€前後と、パリ市内と比較して非常に安価です。
  • パリへのアクセス: パリ中心部からは離れますが、Savacや公共交通機関を利用すれば週末の外出に不自由はありません。

    <ソーシャルイベントの様子>

   

 

3. オフキャンパスがおすすめの方

以下のようなライフスタイルを重視される方は、オフキャンパスの検討をおすすめします。

  • インターナショナルスクール: お子様の教育環境を優先する場合(例:15区周辺)。
  • パリでの生活体験: 家族帯同で、日常的にパリの文化や街並みを楽しみたい場合(例:15区、16区、ブローニュ=ビヤンクール)。

【物件探しのヒント】 車を通学に使用しない場合、学校バス(Savac)の停留所がある「Pont de Sèvres」付近、または地下鉄9号線沿い(ブローニュや16区)が、通学と生活のバランスが良くおすすめです。

 

4. 注意点:ここが大変だった!

フランスでの賃貸契約は、日本とは勝手が異なります。特に以下の2点は要注意です。

  • 家賃保証会社(Garantme)の登録: フランスでは通常、家賃の3倍以上の収入証明が求められます。学生は保証会社を利用するのが一般的ですが、担当者によって必要書類が異なるのが厄介です。私の場合、通常の給与明細に加え銀行への振込証明(サイン・捺印付き)を求められました。オンライン対応ができない場合もあり、書類の不備確認だけで2か月を要したことも。早めの準備が鍵です。
  • エレベーター事情: 100年以上の物件が多く、エレベーターが極端に狭いケースが多々あります。ベビーカーを畳まずに乗れるかは、小さなお子様がいる家庭では死活問題です。物件の内見や動画確認の際は、必ずサイズをチェックしましょう。

 

5. 結論

単身であればオンキャンパスの利便性が圧倒的です。一方で、家族との生活やパリでの時間を大切にしたい方は、多少の苦労があってもオフキャンパスを選ぶ価値があります。

どちらを選ぶにせよ、フランスの家探しは想像以上に時間がかかります。まずは早めにエージェントや物件情報を確認し、余裕を持った計画を立てることをおすすめします。

                                                                                   <独身寮の部屋とベランダ>

       

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