受験体験記56 製薬・私費
1. 基本情報
入学月:2023/9
出身業界:製薬
留学形態:私費
英語・海外経験:米国計8年(幼少3年+駐在5年)
受験校:HEC Paris、IESE、Columbia
合格校(Waitlist除く):HEC Parisのみ
IELTS提出スコア:7.5
GRE提出スコア:315
HECへのキャンパスビジット:無し
2. Why MBA?
(1) 欧米のヘルスケア業界では、専門性(医師、薬剤師、PhD等)+MBA保持者は一般的であるため
(2) 現地就職の可能性を検討していたため
3. Why HEC?
(1) ランキング
Financial Times 及びQSにおいて例年Tier 1グループを維持しています。これは、就職活動のみならず、共にグループワークする学生達が純粋に優秀である可能性が高く、学びの効果が高いと考えました。
(2) フランス
在米経験は既に十分あるため、英語圏以外の新しい世界に挑戦したいと考えました。米国の次に、世界で影響力を有しているのは欧州各国だと思いました。さらにフランスは、欧州においてイギリス、ドイツと共に製薬・バイオテクノロジー関連に長けているため、私の出身業界と親和性が高いと考えました。
(3) コスト
Tier 1グループにおいては、比較的お得な授業料、16か月のプログラム(最近は1年プログラムも新設予定で更にお得に)、学生寮完備(電気・水道・インターネットは寮代に込み)というコストパフォーマンスの良さに惹かれました。
4. 受験スケジュール(社費の場合社内選考含む)
2022年9月 本業と並行してMBA進学を視野に入れて勉強スタート、昔取得した今思うと微妙なIELTS/EAスコアでColumbia出願
2022年10月 Affinity GRE対策開始、出社前・退社後・休日の全時間を勉強に捧げるようになる、Columbia不合格連絡
2022年11月 GRE V142/Q158
2022年12月 GRE V149/Q160、年末年始は全日カフェを渡り歩いて朝から深夜まで勉強漬けとなる
2023年1月 GRE V153/Q162、IELTS 7.5 (出願スコア)、エッセイ完成、HEC Paris/IESEの1月出願〆切に何とか間に合うことに成功する
2023年2月1日 HEC Paris面接案内、同月11日及び12日Alumni 2名と口頭試問、同月17日夜に電話にて合格連絡
5. 利用した予備校、カウンセラーなど
試験対策:主にAffinity
エッセイ・面接対策:主にSubasinghe Tokyo
6. 実際に入学してみてどうか
HECの16か月プログラムを選択して大正解でした。念願だったTECプログラム(詳細は別記事参照)に参加し、春にはイタリアのSDA Bocconiに交換留学し、夏休みにはスペイン北部をバックパック1つ背負って歩いて横断し、世界遺産Camino de Santiagoを踏破するなど、フレキシブルなカリキュラムのため、やりたかったことすべてに挑戦することができました。
7. 受験生へのメッセージ
みなさまは今、人生の岐路に立たれていると思います。当時、私もそれはもう悩みに悩みました。そして、たとえ失敗しても、精一杯挑戦して、前を向いて倒れたいと思いました。
少しでも当校に興味が沸きましたら、日本人在校生サイトよりお気軽にお問い合せください。その一歩を踏み出す勇気、応援しています。