Intensive courseについて
授業の一形態であるIntensive Courseについて、経験を踏まえご紹介したいと思います。
必要単位のうち、Term3で選択可能な「5 Electives」の1つとしてIntensive Courseの単位が充当できますが、Intensive Courseの開講時期は年間にわたって分散しています。
2023年~2024年のIntensive Courseは以下の時期に開講されました。
- 2023年10月23~27日(5日間)
- 2023年12月18~22日(5日間)
- 2024年2月19~23日(5日間)
- 2024年4月3~5日(3日間)※4月1日はEaster Mondayのため休日
各シーズンで複数コースが開講され、コースを選択できるようになっています。
1コース18時間(2.5日)、対面開催で、3単位取得できます。(Electiveも1授業3単位)
5日間開催される際、10月の例では10月23日~25日午前、10月25日午前~27日でそれぞれコースが開催され、1シーズンで2コース選択できるようになっていました。
各シーズンで私は以下のコースを選択しました。
- 2023年10月23~27日:Fundraising for Social Change
- 2023年12月18~22日:Technology, Business and Society
- 2024年2月19~23日:Personal Presence and Public Speaking Mastery、Succeeding in Professional and Financial Services
- 2024年4月3~5日:Entrepreneurial Acquisitions and Search Funds
Entrepreneurial Acquisitions and Search Fundsを例にとると、スケジュールは以下の通りでした。
- 4月3日13:30-18:20(休憩除き4.5時間)
- Examining EA and Search Funds
- Fundraising
- Guest speakers: Searchers and CEOs
- 4月4日9:00-18:20(休憩除き7.5時間)
- What makes for a good acquisition target?
- Negotiating the Acquisition
- Due Diligence
- Guest speakers: CEOs
- 4月5日9:00-16:40(休憩除き6.0時間)
- Managing the company (I) Year One as CEO
- Managing the company (II) The first three years
- Exiting the Company
- Guest speakers: Investors
授業準備としてケースリーディングが課され、2日目と3日目の授業内容に対応するケースについてはレポート提出が求められました。
Intensive Courseは短期で完了する分、授業の出席について他の授業以上に厳しくなっています。
成績の比重も、授業参加度に対する評価の割合が高くなっていました。
- 40%:授業参加度(授業中の発言など)
- 60%:ケースに対する750語以内のレポート×2件
授業で一日が詰まっている中で授業準備・レポート提出を行うため、3日間かなり集中したスケジュールになります。
Intensive Courseは筆記試験を課すコースは少数派で、多くがグループプロジェクトとしてプレゼンテーションを課していました。2日目の授業の一部と授業後を利用して、短時間でプレゼンテーションを準備し、3日目に発表しました。
Term1、Term2の必須授業は同じ入学年度のメンバーと受講しますが、Intensive Courseは他の入学タイミングのMBA生と一緒に受けるため、ネットワーキングのチャンスにもなります。
Intensive Courseが開催される時期は、通常授業が開催されないため、休暇期間と捉え旅行タイミングとして利用する学生も多いです。一方でこのタイミングで興味のある授業に集中して取り組んだり、他のMBA生と交流したりすることもできます。MBA前半の過ごし方としてIntensive Courseを検討する参考になれば幸いです。