HEC ParisのMBAサマーインターンについて

HEC Parisのサマーインターンについて

HEC Paris9月入学であれば5月頃から9月頃、1月入学であれば7月・8月の期間でサマーインターンを実施する形が大半となります。

ここでは、主に9月入学の場合のサマーインターンについて記載します。


■各国でのインターン事情

HEC Parisの学生がインターンをする場合、①日本 ②フランス ③フランス以外の国で行うパターンに分けられるので、それぞれのインターン事情について記載します。


①日本

毎年渡仏前の46月頃にMBA採用を実施している企業が、MBA留学へ行く学生向けに壮行会を実施します。今年は、投資銀行、戦略コンサル、外資テック、外資製薬などで開催されました。

秋頃にインターンの応募が始まると、壮行会に参加した企業から連絡が来たり、Linkedinや会社のHPに求人が表示されたりしていきます。

インターンの期間は、短い企業で2週間程度、一般的には
812週間で、MBAインターンの場合は、給料に加え、往復の渡航費や日本での住居代等を補助してもらえます。

公式に
MBA採用を実施していない企業でも、個別に連絡すればインターンの受け入れをしている企業もあります。


②フランス

フランスでインターンをする場合、大半がフランス語必須 (目安:DELF B2以上) かつ期間が最低6カ月です。

そのため、夏休み期間にフランスでのインターンは稀で、
MBA終了後に半年程度のインターンを目指すケースが多いです。

フランスでインターンを希望される場合は、なるべくフランス語のレベルを上げておくことで、インターンを獲得できる可能性が上がるかと思います。フランスでインターンを希望する場合、合格後からMBA開始までにフランス語の基礎は身につけておいた方が良いでしょう。

*アラムナイの紹介や独自のコネから短期間のインターンを行う例もあるようですが、前述の理由から夏休み期間にフランスでのインターンはあまり聞きません。 


その他の国

フランスよりは英語のみでインターンできる機会が多く、期間についても半年縛りではないケースが多いようです。

そのため、フランス以外の国でインターンをする学生も一定数います。アラムナイの紹介や独自のコネから、インターン先を見つけていることが多いようです。

20239月入学者の中でも、アフリカでインターンをする在校生がいますので、興味のある方は問い合わせてみてください。


■応募後の選考の流れ (MBAサマーインターン@日本)

今回は多くの学生が夏休みに日本で行うMBAサマーインターンの選考について記載します。
書類選考後に面接となりますが、一般的な転職活動と同じような流れです。

1. 書類選考・Webテスト
・英文CV
・エッセイ:一般的な転職活動のような志望動機などです。
Webテスト:適性検査や仕事のシミュレーションなどがありました。

2. 面接 (25) *会社によっては英語面接
Why MBA, Why HEC, 志望動機など
コンサルはケース面接


HECの協調的な側面の一つだと思いますが、
各企業で過去にどんな質問をされたか等は、HECの卒業生が「面接記録」のような形で文章を残してくれており、在校生であれば誰でも閲覧ができます。

また、過去にインターンをした卒業生に依頼をすれば、面接でのTips等も丁寧に教えてもらえるので、インターンに向けた準備は円滑に進められると思います。

インターンのポジションは数が限られているので、志望度が高い企業はなるべく早い段階で応募されることをおすすめします。

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