FTランキングについて

管理人Fです。

Financial Timesが毎年公表しているビジネススクールランキングで、グローバルMBAのランキングが発表され、HEC PARISがおそらく史上初のTOP10入り(9位)を果たしました。The Economistでは3位、QSでは7位ということで、主要なランキングにおいてHECの存在感が急激に高まっていることを嬉しく思います。


これについてはMBA生のWhatsAppでも大変盛り上がっていましたし、教授も授業において「君たちはトップ10のMBAプログラムにいるのだから」と冗談交じりに話しています。

さて、HEC PARISがFTランキングを急上昇した要因は様々議論が飛び交っているのですが、International Students、Salary IncreaseとValue for moneyあたりの要素が効いているのでは、と考えられます。確かに、フランス以外の国籍の学生が殆どを占めますし、途上国から来た学生はMBA前の給与水準が低いものの、ポストMBAでコンサルティングやテック系など待遇の良い業界に行くケースも多くあります。そして、16ヶ月のプログラムでありながら70,000ドルを割る学費(2019年当時)のスクールは多くありません。こうした費用対効果の高さが評価されているのかな、と感じます。

学校選びの中でランキングは本質的ではないと言われることもありますが、学校を評価するものさしの一つとしては有効です。どんな基準でそれぞれのランキングが作られているのかを理解しながら参考にしてみてはいかがでしょうか。

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