受験体験記48 金融・私費
基本情報
入学月:2022/9
出身業界:金融
留学形態:私費
英語・海外経験:海外駐在5年
受験校:HEC、INSEAD、IMD、LBS、Cambridge
合格校(Waitlist除く):HEC
IELTS提出スコア:7.5
GMAT提出スコア:660
HECへのキャンパスビジット:無
Why MBA?
(1) アドミ用
・多様性あふれる環境でのリーダーシップスキルを磨きたい
・キャリアチェンジ
(2) 本音・個人的理由
上記に加えて、
・一生繋がれる人脈を作ること
・海外で学位を取ることへ憧れ
Why HEC?
(1) アドミ用
・多様性
・1.5年という程よい長さ
・Station Fとのつながり
(2) 本音・個人的理由
・第一志望であったINSEADがWaitlistとなり、カウンセラーに相談したところ勧められたため
受験スケジュール
2018年10月:何となく独学でGMATの学習を開始(目標700)
2019年8月:1回目630。独学では難しいと感じ予備校に申し込む
2020年1月:2回目610
2020年5月:3回目660(出願スコア)
2020年6月~9月:計4回受験。640~660の間を行ったり来たり
2020年10月~11月:GMAT年間5回を受けきったため、IELTSに移行。2週間おきに計3回受け7.5取得
2021年2月:GMAT8回目:650
2021年4月:INSEAD、IMD出願(2022年1月入学)
2021年6月:INSEAD面接×2、IMD Assessment Day→INSEAD Waitlist、IMD不合格。INSEADのWaitlistから上がるための対策を進めつつ、2022年9月入学へ頭を切り替え始める
2021年9月:LBS、Cambridge、HEC出願(2022年9月入学)
2021年10月:INSEAD Waitlistから上がれない旨の通知。LBS書類落ち。Cambridge面接×1、HEC面接×2
2021年11月:Cambridge不合格、HEC合格
2022年1月:INSEADが諦めきれず再出願(2022年9月入学)
2022年2月:INSEAD面接×2
2022年3月:INSEAD不合格、HEC進学決定
利用した予備校、カウンセラーなど
GMAT:浜口塾、AGOS
エッセイ:浜口塾、L-ink
面接:Matthew
実際に入学してみてどうか
◆良かった点
・1.5年という長さは、結果としてちょうどよかったと感じる。特に9月入学の場合、入学してから1~2カ月は就活にそこまで追われることもなく、生活に慣れ、ネットワークを築くことに集中できる。夏のインターンの時間も確保できるほか、翌年12月のコース終了から卒業まで半年程度あるので、そこでの時間の使い方も自由度が高い。
・穏やかで社交性ある人が多く、良い関係を築きやすい。
◆イマイチな点
・授業の強度は想像していたよりも低い。現在米国のMBAに交換留学中だが、教授のクオリティと生徒の授業へのコミット度は圧倒的に米国の方が高い。HEC(含欧州MBA全般だと思うが)は単にMBAをキャリアチェンジのための道具と捉えている生徒の割合が高いのか、途中から授業に参加しなくなる生徒も多く、授業中も他のことをしている生徒が正直目立つ(代によると思いますが)。教授の当たり外れも大きい印象。(YouTubeで見るようなintenseなMBAの授業を期待すると期待外れとなるかもしれません)
・学校全体のオペレーション、マネジメント(含就活サポート)や設備の質にはあまり期待しない方がよい。
受験生へのメッセージ
・志望校に進学する方、志望校でない学校に進学する方色々いらっしゃると思いますが、一番大事なのは、MBAの1~2年間を進学先でどう過ごすかということに尽きると感じています。私費、社費関わらずMBAは大きな金銭的、時間的投資を伴う分、非常に贅沢な時間の使い方をできる1~2年間を得ることができます。是非とも自身にとって有意義な時間となることを祈っています。
・MBAと言っても、米国、欧州、アジアでそれぞれ特徴は異なり、欧州の中でも各校間でそれなりに違いはあると思います。自らが何をMBAに求めるのかを考えた上で、いろいろな方と話して学校選択することが、後々後悔をしないためにも大切かと思います。
・HECに関していうと、個人的には一長一短あると思いますが、MBAという肩書を用いて、学外での活動も含めある程度ゆったりと自由度を