受験体験記39 製造業・社費

基本情報

入学月: 2022/1
出身業界:重工業
留学形態:社費
英語・海外経験:アメリカ7.5年(小・中学校),海外出張(月1‐2回)
TOEFL(IELTS)提出スコア:105
GMAT(GRE)提出スコア:GMAT 650 / GRE 319
HECへのキャンパスビジット:なし


Why MBA? 

(1) アドミ用

マーケット環境が変わっていく中で将来を見据えた戦略立案をできる人材が少ない。MBAを通じて体系だった知識を身に着け,戦略立案能力を鍛えたい。

(2) 本音・個人的理由

出向先子会社の新制度としてMBA留学が始まり,2期生として「MBA留学するように」という指示を受けました。


Why HEC? 

(1) アドミ用

ダイバーシティに富んだ環境で,リーダーシップスキルを磨きたい。

(2) 本音・個人的理由

カウンセラーに勧められ記念受験。(大マジです)


受験スケジュール(社費の場合社内選考含む )

2019年6月 2021年9月入学のMBA受験を指示される(米国一流校という条件付き)。受験準備の大変さがよく分かっていなかったので受験対策は特にしないまま業務に打込む。

2020年4月 MBA受験の準備を開始。

2020年7月 初GMATで500点台を叩き出し絶望する。この時点で米国Round 1の出願は諦める。

2020年10月 担当案件の入札を終えたことにより完全に業務から離れ,受験に専念する。
2020年11月 Essayに着手。

2020年12月 GMAT回数制限に備え,GRE準備を始める。

2021年1月 年末年始でEssayを仕上げ,Round 2で米国6校に出願。GMATスコアが650。

2021年2月 面接にほとんど呼ばれず,再び絶望する。

2021年3月 上司に相談し,欧州受験の許可を得る。(WLが2校で合格なし)

2021年4月 受験先をRSM,IMD,HECに絞る。RSM出願。

2021年5月 IMD,HECに出願。WLだったMcDonoughと,4月に出願したRSMから,同じ日に合格連絡を貰う。HECに合格した場合はHECに進学することを条件に,欧州受験を継続することが決定。

2021年6月 HECから合格連絡を受領し,受験終了。


利用した予備校、カウンセラーなど

江戸義塾

GMATは独学でしたが,情報収集の面でも予備校に通えばよかったと後悔しています。
Edは駄文を書くと容赦なく突っ込んで来るので苦しめられたところもありますが,Essayのクオリティを上げるためならどこまでも付き合ってくれる,本当のプロフェッショナルです。


実際に入学してみてどうか

毎日刺激的で非常に楽しいです。業務の関係上,北米,中東,アジア等で仕事をする機会は多かったですが,これだけ国籍が混ざった環境は未経験でした。日本,日本人を改めて見つめ直す機会になりましたし,尊敬できる同級生との出会いもあり留学して良かったと本当に思います。キャンパス暮らしだと生活は不便ですが,それがHEC生の結束を高める要因にもなっています。
スーパーはキャンパスに隣接しているので生きていくことはできますが,キャンパス住まいなら一般的にイメージされるパリ生活とは違うことを覚悟してきてください。


受験生へのメッセージ

もう一度受験をやり直すなら出願の前年からGMAT対策を始め,GRE対策(単語対策)も同時並行で走らせていたと思います。
米国MBAを落ちまくって完全に自信喪失した状態で欧州MBAの受験を始めたため,HECから合格メールが届いた時は自分の目を疑いました。つらい時期もあると思いますが「諦めたら試合終了」と思って頑張ってください。


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