パリでの生活

今回は、キャンパス外に住んでおります私からパリ市内での生活の様子をご紹介させていただきます!


主に休暇期間中や週末など、授業がない期間の暮らしぶりについて記載させていただきます。朝は、ブーランジュリーにパンを買いに行くことから一日が始まります。物価の高いパリでもパンの値段はそこまで高くはなくバゲット・クロワッサン・パンオショコラ等は1ユーロ前半で買うことができます。何より本当においしいお店が多いので、パンは近所で毎朝買っています。家から徒歩10分圏内にパン屋は10軒ほどあるのですが、お店によって味の特徴が大きく異なります。朝ごはんを食べた後、マルシェの出ている曜日には、マルシェに買い物に行きます。マルシェでの値段はスーパーマーケットより少し高いのですが、野菜の種類が多く、新鮮なので、私は重宝しています。


お昼は外でランチを食べることが多いです。日本食が恋しくなってラーメン屋に行ったりもしますが、やはり本場のフランス料理はおいしくお気に入りのレストランがどんどん増えていっています。おいしい料理に出会えば、家で似たようなものを頑張って作ってみたりするのも楽しいです。パリで外食するのは日本と比べると高いのですが、おいしいのでやめられません。暖かい季節には、テラス席に座り、お昼からグラスワインを飲むと最高です。


午後は、公園に散歩に行ったり、美術館に行ったりすることが多いです。展示内容が充実しているのに、無料だったり値段が安かったりする美術館も多いですし、ルーブルやオルセーといった有名美術館以外にも素敵な美術館は沢山あります。ルーブルは混んでいることが多いですが、中には落ち着いて絵を鑑賞できる美術館もあります。自分の気に入った絵を気軽に見に行けるのは恵まれた環境だと思いますし、私はいくつか年間パスも購入しました。パリには、特に観光名所でなくても特色のある公園がたくさんありますし、町中にベンチがたくさんあります。ベンチに座って読書をしたり、音楽をきいたりするだけでとてもリフレッシュできます。パリはとても表情豊かな街で、ふとした拍子に素敵な小路を発見したり、アコーディオンを弾いている人がいたり、公園の花壇にきれいな花が咲いていたり、何度も通っているエリアでさえ、日々色々な発見があります。天気の悪い日でさえ、石造りの家が雨に濡れて、壁や屋根の色、木々の緑が少し濃くなると、風景がくっきりして、雨なのにむしろ街が鮮やかに見えます。






帰りがけに、近所のお肉屋さんで新鮮なお肉を買って、フロマージュリーで、チーズを買います。家のすぐ隣がワインショップなので、毎晩飲むワインを選びます。私はあまりフランス語が得意ではないのですが、どこも顔なじみのお店なので、フランス語の練習がてら簡単な雑談などに付き合ってもらっています。スーパーマーケットだけで済ませることも可能ではありますが、商店街で買い物をするのも楽しいです。残念ながら新鮮な魚は高いので、家のオーブンを利用してお肉を焼くことの方が多いです。夜は、生ハム・チーズ・オリーブなどをつまみにしてワインを飲みますが、ついつい飲みすぎてしまいます。

パリ市内に住むデメリットとしては、学校までの往復の移動時間が発生することです。しかも授業が8時から始まることが多いため、6時頃起きなければならないのは大変です。日本と違って電車の本数が少なかったり突然不通になったりすることも多いです。また、キャンパスに住んでいるMBA生が夜な夜なパーティーしている中で、すぐに帰らなければならないこともあります。しかし、普段の生活が楽しいだけではなく、休暇期間中は便利だなと思いました。私の場合、夏休みには家族が会いに来てくれたり、友達が日本から訪ねてきてくれたりしたのですが、パリに居住していたことで、彼らと毎晩遅くまで飲み歩くことができました。また、旅行に行くにしても学校に住むより空港までのアクセスもいいので、便利だと感じています。

以上、パリでの暮らしぶりと、キャンパス外に住むメリット・デメリットを紹介させていただきました。

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