受験体験記34 金融・社費

基本情報

入学月:2022/1 

出身業界:金融 

留学形態:社費 

英語・海外経験:旅行、出張 

IELTS提出スコア:7.5 

GMAT提出スコア:700 

受験校:HEC Paris, Dartmouth, Columbia, Yale, Emory 

合格校(Waitlist除く):HEC Paris, Emory 

HECへのキャンパスビジット:なし(コロナで行けず) 


Why MBA? 

約10 年間の金融機関勤務による金融面での経験/知識を改めて理論的に学び直すことに加えて、今後の社内でのキャリアアップを見据えて、企業戦略など経営全般の知識を幅広く学ぶとともに、不足している海外経験を得るため 


Why HEC? 

・学生の平均年齢が高くマチュアな雰囲気 

・Collaborativeな校風 

・サステナブル分野での先進性 

・欧州の地理的・文化的な中心地という立地/アクセス 

・他欧州系の学校に比べて長めのプログラム 



受験スケジュール 


2019年10月:社内選考通過 

2020年8月TOEFL/IELTS対策終了 

2020年12月GMAT・エッセイ対策終了 

2021年1月:HEC出願 

2021年2月:HEC合格 

IELTS対策に時間を要し、GMATスコアメイクやエッセイに割く時間が不足してしまったのが反省点です。志望校は米国が中心でしたので、米国ラウンド2の出願時期に合わせてHECに出願しました。 


利用した予備校 


AGOS, 濱口塾(オンライン) 

 

実際に入学してみてどうか 

HP等でも公開されている点ではありますが、1学年がアジア・欧州・アフリカ・米州の学生でバランスよく構成されており想像以上に多国籍な雰囲気です。多様なバックグラウンドを持ちながらも、グループワークなどで顔を合わせる同級生たちはいずれも非常に協力的で誰に対してもウェルカムであり、海外経験がほぼゼロの私でも(最初は戸惑いもありましたが)すぐに打ち解けることができました。 


あくまでスペシャリゼーションが始まる前のTerm1/2終了時での感想になりますが、これまでのカリキュラムはMBAの主要科目について上手にパッケージングした内容という印象で、特にTerm2は朝から晩まで密なスケジュールで少しタフでしたが、限られた時間の中で幅広い内容を効率的に学べるものと思います。(その一方で、特定の分野を深く突き詰めて学びたいというニーズには沿わないため、Term3以降の選択制のカリキュラム期間で自分の興味関心に合わせて授業をカスタマイズしていく必要がありそうです) 


「HECパリ」と冠しているもののキャンパスは大自然の中にぽつんと立地しており、都会の喧騒から離れて勉学や就職活動に集中したいという方にお勧めです。また、平時であれば無料シャトルバスなど運行されておりパリ市内へのアクセスも悪くないと思います。オルリー空港・シャルルドゴール空港までは車でそれぞれ30分、60分程度と近く、欧州各国への地理的アクセスは非常に良いです。 



受験生へのメッセージ 

受験準備は非常に大変ですが、異国の地で国際色豊かな同級生たちと切磋琢磨する経験は一生の経験になると思います。長い受験プロセスのなかでは辛い局面がいくつも訪れるかもしれませんが、自分の状況を客観的に見つめる視点を忘れず、最後まで粘り強く頑張ってください! 

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