受験体験記15 金融・社費

基本情報

 入学月:2021/1
 出身業界:金融
 留学形態:社費
 英語・海外経験:海外旅行・出張のみ
 TOEFL(IELTS)提出スコア:101
 GMAT(GRE)提出スコア:320
 HECへのキャンパスビジット:なし

Why MBA?

新卒入社後、海外投資の業務を担当していたときに、ファイナンスの知識、海外経験や英語力といったスキルが不足していると感じており、独学にて勉強もしていましたが、どうしてもつぎはぎ感がいなめない状況でした。また当時の上司・先輩でMBAを取得された方が複数いらっしゃり、お話しを伺う中で自然とMBAに興味を持つようになりました。

その後、経営企画業務に携わる中、リーダシップ/マネジメントなどのソフトスキルや課題解決力の重要性も非常に実感する機会が多くありました。そのような中、今後のキャリアの幅をより広げるべく、次のキャリアステップとして、社費留学の選考に応募し、合格することができました。

Why HEC?

カリキュラムバランスの良さ。マーケティングに強みを有しつつも、マネジメントやリーダシップ、ファイナンスのレベルも高いです。またパリというロケーションに加え、国際比率は9割で平均年齢が29-30歳(≒自身の入学時の年齢)とMBAプログラムの中でもMatureな部類に入る点も個人的に魅力的でした。

受験スケジュール

2018年11月:社費派遣決定。TOEFL勉強開始。
2019年2月:TOEFLで100点取れたので、GMAT対策へ移行。
2019年9月:GMATに苦戦。子供も産まれ、MBA 受験に割ける時間がなくなってきたので、エッセイ・推薦状の準備も並行して開始。
2019年11月:GMATが振るわなかったため、GREの対策を開始。こちらの方が相性がよさそうなので、GRE対策にフォーカスする。
2020年1月:HECを含む複数校に出願/面接
2020年2月:HEC合格

利用した予備校、カウンセラーなど

Web TOEFL

TOEFL Resources(Writingの添削で利用していました)

Agos

Affinity

Magoosh

=>英語テストに関しては、私は地方在住で最も近いテストセンターがTOEFLのみ対応だったので、TOEFLを選択したのですが、後になって振り返ってみると、TOEFL/IELTSのどちらの試験を選択するかは志望校の英語テスト要件と自身と試験フォーマットのフィットをしっかりと確認して選択した方がいいと思いました(ちなみに私のMBA受験仲間の多くがIELTSを選択していました。私はIELTSを受験していないので比較はできませんが、多くの友人がIELTSの方が取り組みやすいと話していました)。

=>特にGRE対策ではMagooshは安価で総合的に対策ができるので非常におすすめです。

実際に入学してみてどうか

実際に入学してみると国籍・出身業界は本当にDiversityを感じます。また、Core Term後のSpecializationやElectiveなどの期間では柔軟にカリキュラムを選択できる点も改めて魅力的だと思いました。期間については、入学してみると時間があっという間に過ぎるので、16か月という期間は短すぎず・長すぎず丁度いいのではないかと感じます。

家族帯同でのパリの生活については、治安面等の不安要素もあったのですが、今のところ何も問題もありませんし、非常に充実した毎日です。

またHECの特徴として、最初のCore Term期間中はほとんどの同級生がキャンパス内に住むため、キャンパスに住む選択肢も非常に魅力的であり、同級生と密な関係を築くことができるのでおすすめです。

受験生へのメッセージ

MBA受験のプロセスは多くの人にとって非常に長いもので、業務等と受験の両立は体力的にも精神的にも大変なものです。思い悩んだら一人で悩まずに是非周りの受験生やMBAホルダーの方に相談することをお勧めします。

また、自身にフィットする学校選び(カリキュラム・ロケーション・キャリア等の観点)も当然ながら重要ですので、HECに関する質問等ございましたらご気軽にお問い合わせください!


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