受験体験記12 エネルギー・私費

基本情報

 入学月:2021/1
 出身業界:エネルギー、自動車(法務)
 留学形態:私費(休職)
 英語・海外経験:マレーシア3年半、カタール4ヶ月
 受験校:HEC, INSEAD, IMD, Singapore Management University(SMU)
 合格校(Waitlist除く):HEC, SMU
 IELTS提出スコア:7.0
 GRE提出スコア:314
 HECへのキャンパスビジット:無

Why MBA?

① ハードスキル・ソフトスキルの向上
マレーシアでの3年半で、法務以外のビジネス知識、および多国籍な組織のマネジメント能力の不足を実感したこと。特に、マネジメントについては、日本企業でしか働いたことがなかったため、MBAを通じ多様なマネジメントを学び、自分なりのマネジメントを確立させたいと思ったこと。

② キャリアチェンジ
法務は比較的専門性が高く、キャリアアップも法務に限定されることが多くなるが、MBAを取得することで、法務以外でのキャリアアップも可能になると考えたこと。

③ 憧れ
友人等の話から、漠然とMBAに憧れを抱いており、行ってみたかったこと。

Why HEC?

① 生徒の多様性
50カ国以上から集まる生徒と授業、グループワークやプライベートでの交流を通じ、多様な考え方・価値観を学べる点。

② フレキシブルなプログラム
インターン等の状況に応じて、Term 4でオンライン授業やMBAプロジェクトを選択できる点。年齢を考慮し、1年プログラムを希望していたが、HECはプログラムをアレンジ可能なことから、2020年10月に出願。

③ ランキングおよび卒業生の進路

受験スケジュール(社費の場合社内選考含む)

2020年4月: 受験準備開始
社費を検討していたが、私費に変更。コロナの影響でILETS、GREの受験ができなかったため、エッセイ・推薦状から準備を開始。
2020年6月: INSEAD、IMD、SMUに出願
2021年1月入学の1年プログラムで、かつGREなしで出願可能であった学校に出願。(IELTSは過去のスコアを使用)
2020年7月: SMU、合格。INSEAD、不合格。
2020年8月: IMD、Waitlist。
2020年9月-10月: GRE、3回受験。IMD、不合格。HEC、出願。
2020年11月: HECインタビュー、合格。HECへの進学を決意。
(Interviewer:シンガポール在住のインド人、インドネシア在住のインドネシア人)

利用した予備校、カウンセラーなど

IELTS: 利用せず
GRE: Magoosh(独学)
Essay: DLD Language Resources Mr. Daniel (L.L.Mを受験した友達からの紹介)
カウンセラー: 利用せず

海外からの受験であったこともあり、MBA受験用のカウンセラーは使用せず、ほぼ独学で勉強しました。GREについては、Magooshと公式問題集で準備しましたが、Magooshは説明資料や問題数が充実していますので、試してみる価値はあると思います。エッセイについては、日本在住の方をアドバイザーとして起用しましたが、Zoomミーティングやメールのやり取りで特に不自由なく準備がすることができました。

実際に入学してみてどうか

学校でのプログラムに加え、卒業生とのつながり、Club活動、Japan Week等の様々な場面で自身のネットワークを広げる機会やキャリアについて考える機会があると感じています。入学前もネットワーキングを一つの目的としていましたが、想像していた範囲を超えて自身のネットワークが広がっており、HECのMBAの素晴らしさを感じています。
また、入学前は若干キャンパスに住むことに抵抗がありましたが、キャンパスでのスポーツ(バスケットボールやランニング)、テスト勉強やパーティを通じ、同級生だけでなくグランゼコール生やマスター生のことを知ることができ、キャンパスでの生活はとても刺激的で貴重な機会であると感じています。同級生が作ってくれる世界各国の料理を食べられることもキャンパス生活の楽しみの一つです。

受験生へのメッセージ

HECに少しでもご興味がある場合は、HPやLinkedInを通じ、お気軽にご連絡ください。受験勉強、キャンパスライフや就職活動等について、ざっくばらんに情報共有させていただきます。そして、最終的にHECを選んでいただけたら、嬉しいです。
今後、HECの卒業生ネットワークを通じ、お会いできることを楽しみにしております。


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