受験体験記11 エネルギー・社費
基本情報
入学月:2020 年9月
出身業界:エネルギー
留学形態:社費
英語・海外経験:本校留学前まで、旅行も含めて海外経験全くなし
受験校:HEC Paris 他6校
IELTS提出スコア:IELTS Overall 7.5
GMAT提出スコア:GMAT 720
HEC へのキャンパスビジット:なし
Why MBA?
【自分の職域を広げるため】
新規事業関係の仕事に興味がありましたが、留学前まで、どちらかというと管理系の仕事に従事していたため、MBA で、自分の職域を広げるために必要なスキル・ノウハウ・経験を得たいと思っていました。
【ソフトスキルを高めるため】
仕事で様々なプロジェクトに従事する中で、自分のリーダーシップ・コミュニケーション能力を向上させる必要性について、日々強く感じており、MBA で自分のソフトスキルを高めたいと思っていました。
Why HEC?
- 所属業界に関連する分野(エネルギー、持続可能性)に強みを有する。
- ランキング
受験スケジュール(社費の場合社内選考含む)
2018.03 IELTS 受験
2018.12 社内選考通過
2019.01 予備校通学開始
2019.02 MBA 経験者の方々へのヒアリング開始
2019.06 エッセー構想・執筆作業開始
2019.06 GMAT 受験(初回)
2019.08 GMAT 受験(2回目)
2019.09 GMAT 受験(3回目)
2019.11 GMAT 受験(4回目;最終)
推薦状執筆依頼(補足:GMAT に苦戦した結果、かなりギリギリになってしまったのですが、時間を割いてもっと早めに進められた方がベターだと思います)
2019.12 出願書類作成
2020.01 出願書類作成→ HEC Paris 他6校に出願
面接対策→面接
実際に入学してみてどうか
私が感じたのは、主に以下の3点です。
【ダイバーシティの高さ】
学生の国籍や出身業界は、非常にバラエティに富んでいます。派遣元の仕事だけでは出会えないような方々に会うことができ、大変なこともありますが、日々刺激を受けています。
【学生同士の交流の活発さ】
HEC Paris に来る前は、もっとドライな人間関係を勝手に想像していたのですが、キャンパス内の学寮に住む方がかなり多いこともあり、学生同士の交流がとても盛んです。
【チャレンジできる環境】
MBA 課程では、授業はもちろんのこと、他にも様々な課外活動が用意されています。極めてダイバーシティの高い環境でチームを運営することは、なにものにも代えがたい経験になります。
ほとんどのイベントは任意参加で、自分から手を挙げないと体験できず、かつ在学中1度しかチャンスのないものが多いので、興味のあるものについては、積極的に応募しておくと、悔いが残らないかと思います。
受験生へのメッセージ
大したことは言えないのですが、受験から渡航、就学から就職/帰任までを考えると長期戦になるので、安全・健康が第一だと思います。精神的にも負担が大きいと思います。個人的に学んだことは、短気と弱気は最大の敵、ということであり、焦りや不安を感じた時には、少し休息をとり、一歩離れてみる勇気を持つことも、必要だと感じました。
また、受験プロセス、特に出願校の絞り込みに関しては、自分の希望や将来像の検討を深めることが大事だとは思いますが、その一方で、なるべく自分と近い境遇(私費か社費か、出身業界…等)のMBA ホルダーの方々にたくさん話を聞いてみると、自分では気づけなかった、新しい発見があるかもしれません。
そして、これは受験が終わってからのことになりますが、特にご家族と一緒に留学される方については、在学中の方や現地の知人の方と連携されるなどして、留学先の生活・居住環境について十分に確認しておくと、後々スムーズだと思います。
このブログをご覧いただいている皆様が、最後には納得のいく選択ができますよう、お祈りしています!