受験体験記⑨ 監査法人・社費
・基本情報
入学月:2019/9
出身業界:監査法人
留学形態:社費(所属監査法人ではなく日本公認会計士協会から)
英語・海外経験:旅行、社内研修、海外監査チームとのやりとり (東京ベース)
受験校:HEC,
Copenhagen, Melbourne
合格校(Waitlist除く):HEC, Copenhagen
GMAT提出スコア:620
IELTS提出スコア:7.0
HECへのキャンパスビジット:有
・Why
HEC?
ランキングの高さ
プログラムが比較的長いこと(1年超)
学校説明会で感じた雰囲気の良さ
パリという立地(家族帯同、オフキャンパスでの活動の観点)
・受験スケジュール
2016年
MBA留学している同僚がおり、キャリアの中でMBA留学もありだと意識し始める。
2017年3月
IELTS初受験6.5
2017年8月
(一度目)公認会計士協会の奨学金の一次選考落ち
2017年10月
IELTS 7.0取得、GMAT勉強開始、奨学金選考落選した事と、仕事が多忙であったことでメリハリのない勉強を継続
2018年2月
GMAT 610取得(2回目)、その後連戦連敗
2018年10月
(二度目)公認会計士協会の奨学金の選考通過、カウンセラー選定(Lauren
Unik)
2018年11月
HECの公式学校説明会(@東京)、テストスコアをpre-evaluationで学校に提出、フィードバック受領、下旬よりHECエッセー作成
2018年12月
キャンパスビジット、下旬に出願
2019年1月
GMAT 620(出願スコア、追加連絡)、Copenhagen出願、Melbourne出願、インタビュー練習
2019年2月
HECインタビュー(ブラジル人、日本人)、HEC合格、Copenhagen合格。Melbourne書類落ち。受験終了。
・利用した予備校、カウンセラーなど
IELTS→独学
GMAT→濱口塾オンライン、参考書(manhattan)
※長期戦を避けるためには上記のような独学を避けて、エッセンスを効率的効果的に教えてくれる塾の利用がいいと思います。
カウンセラー→Lauren
Unik(CV&エッセイ添削5回、インタビュー3回)、Matthew(CVのセカンドレビュー1回のみ使用)
※Lauren先生(女性)は、コスト面だけでなく、人柄もかなりよく精神的に支えられました。かなりおすすめです。
・受験生へのメッセージ
受験プロセスは苦しくもがき続けました。GMATに長期に渡り連戦連敗したこと、仕事面でも多忙で、精神的に日々追いつめられる状況で、負の連鎖に陥っていたと思います。
もともとHECとOxbridgeをターゲットにスコア獲得を目指していましたが、結果的にGMATとIELTSについて満足いくスコアメイクできませんでした。スコアが出ないことで、出願に対して消極的、絶望的な気持ちがありました。
スコアが伸びないことで悩んでいらっしゃる受験生の方に、受験プロセスとMBAプログラムの両方の経験から振り返ると、必ずしも学校が求める人物はスコアだけではないという事です。私の個人的な見解ですが、①英語(IELTS/GMAT)の試験のスコア、②プロフェッショナルの経験の積み上げ、③自己アピール(どれだけその学校に行きたいか)の三要素の組み合わせが重要だと思います。私は、HECの出願において、①は不利だと思いましたので、②③で挽回しました。②について、職場での順調なキャリアを積み上げ、質的にも成熟した仕事をこなしている、自分の専門分野(ストラテジー、ファイナンス、会計、マーケティング等)に強みがあり何かしらの貢献ができるという強い自信があれば十分アピールになります。実際に授業、グループワークでも貢献できます。③についての私の経験では12月中旬の授業が無い時期、アドミニの方がクリスマス休暇に入る直前に半ばごり押しで学校にキャンパスビジットし、その後も連絡を取って、ある程度熱意を伝えられたと思います(アドミニ&在校生の方とトーク)。その時は、暗中模索で必死でした。
したがって、合格者の下限のスコアでも、スコア以外で自分をアピールできるところを見つけられれば、出願に際して自信をもって進められると思います。x