受験体験記④金融・私費
・基本情報
入学月:2019/9
出身業界:金融(アセットマネジメント)
留学形態:私費
英語・海外経験:海外投資先企業及びファンド対応(東京ベース)、出張、旅行
受験校:HEC、LBS、Duke、Yale
合格校(Waitlist除く):HEC
GMAT提出スコア:700(Q48,V38)
IELTS提出スコア:7.0(R8.5,L7.5,S6.0,W6.5)
HECへのキャンパスビジットへの有無:なし
・Why HEC?
ランキングの高さ
パリという立地(グローバル企業の拠点が多くネットワーキングの機会が豊富、乳幼児を含めた家族帯同となる中で日本人コミュニティが大きく、医療機関が充実していること等)
・受験スケジュール
2015~2016年
将来的な留学を視野にのんびりとTOEFLを受け始める。アマゾンで購入した韓国産のTOEFL教材を使ってのディクテーションを中心に学習。
初回83点→4回目で95点と、のんびりやってもすぐに100点を超えるだろうと勘違いする。
結婚式・新婚旅行などのライフイベントが重なり、勉強中断を繰り返す。2~3カ月に一度くらいのペースで受験を続けるも、95点を一向に超えられず絶望する。
初回83点→4回目で95点と、のんびりやってもすぐに100点を超えるだろうと勘違いする。
結婚式・新婚旅行などのライフイベントが重なり、勉強中断を繰り返す。2~3カ月に一度くらいのペースで受験を続けるも、95点を一向に超えられず絶望する。
2017年1月
TOEFLを断念しIELTSに転向、一回目でOA7.0を獲得。
(TOEFLにこだわって膨大な検定料・教材費を無駄にした自分を恨む。)
(TOEFLにこだわって膨大な検定料・教材費を無駄にした自分を恨む。)
2017年4月
GMAT対策開始。
GMAT対策開始。
2017年9月
GMAT初受験(640)。
2017年11月
年明けに欧州のスクールに出願すべく準備を進めていたが、携わっていた案件に忙殺されたことなどを背景に、1年間の延期を決断。この後、約9か月ほぼ何も勉強せず。
2018年7月
上述案件の目途が立ち、業務負担が軽減し始めたことから、セカンドラウンドでの出願を目指してGMATを再開。
妻の妊娠が判明。
2018年10月
GMAT出願スコア獲得。以降エッセイ準備とIELTSの受験(OA7.5の獲得を目指す)を並行して実施。
2018年11月
日本人カウンセラーと契約するも折が合わず、エッセイの作成が停滞。
カウンセラーをTom Bojko氏に変更し、突貫工事でエッセイを作成。
IELTS出願スコア獲得。(12月にも受験するが、結局7.5は取れず。。。)
カウンセラーをTom Bojko氏に変更し、突貫工事でエッセイを作成。
IELTS出願スコア獲得。(12月にも受験するが、結局7.5は取れず。。。)
2018年12月
過労で帯状疱疹を発症。妊娠中の妻への感染を避けるべく、隔離される。
月末にHECに出願。
月末にHECに出願。
2019年1月
月初にLBS、Duke、Yaleに出願。
月末にLBS不合格通知受領。
2019年2月
HECのインタビュー&合格。
米国2校からインビテーション、ビジット兼インタビュー。
2019年4月
月末にLBS不合格通知受領。
2019年2月
HECのインタビュー&合格。
米国2校からインビテーション、ビジット兼インタビュー。
2019年4月
長男誕生。
米国2校からウェイトリスト通知。
(7月に正式に不合格となり、HECへの進学が決定。)
(7月に正式に不合格となり、HECへの進学が決定。)
・・・
・利用した予備校、カウンセラーなど
YES(文法・SC・リスニング)
基礎文法講座でGMAT SCの基本ルールを体系的にインプットできたことが非常に良かったです。その後のSC講座も、基礎文法の内容を軸に解説が行われるため、効率的に学習できたと思います。本試験では、習ったルールだけでは回答できないものも少なからずあったと思いますが、やはり吉井先生に教えて頂いた内容が考え方の基礎になっていたと思います。
濱口塾(GMATオンライン)
膨大な問題量が用意されており、演習量の確保に役立ちました。日本語で解説が聞ける&質問が出来るので、安心感がありました。
マスアカデミー(GMAT通信教材)
金融畑ながら私立文系で数学に苦手意識があったため、3周ほど取り組みました。基本的な数学を思い出すこと、英語での数学用語になれることには最適な教材だと思います。
GMAT Club Forum(スマホアプリ)
近年Quantitativeセクションの難化が叫ばれる中、マスアカだけで挑むことに不安を覚えたため、トリッキーな問題に慣れるべく取り組みました。十数ドルで数百問の問題を購入でき、コスパが非常に良いです。Verbalの問題も収録されていますが、英文での解説が分からないため使用しませんでした。
マスアカデミー(GMAT通信教材)
金融畑ながら私立文系で数学に苦手意識があったため、3周ほど取り組みました。基本的な数学を思い出すこと、英語での数学用語になれることには最適な教材だと思います。
GMAT Club Forum(スマホアプリ)
近年Quantitativeセクションの難化が叫ばれる中、マスアカだけで挑むことに不安を覚えたため、トリッキーな問題に慣れるべく取り組みました。十数ドルで数百問の問題を購入でき、コスパが非常に良いです。Verbalの問題も収録されていますが、英文での解説が分からないため使用しませんでした。
Tom Bojko(カウンセラー)
コンタクトしたものの空きがなく断られたアダム・マーカス氏から紹介を受けて契約。Tom氏を利用した受験生を知らず、クチコミ等が得られなかったので大変不安だったものの、時期的に他に選択肢がなく、契約にすることとしました。レスポンスの速さ・コメントの適確さ・超良心的な課金体系など、全てにおいて大満足でした。
米国拠点でウェブベースでのやり取りになりますが、かつて日本のプリストンレビューでカウンセラーをしていたため、日本人受験生についても理解が深く、本当にお勧めできるカウンセラーです。
SVL(単語帳)+Ankidroid(アプリ)
SVLはアルクの編集している使用頻度順の12,000(=1,000word×12レベル)語の英単語リストです (同社の「究極の英単語」シリーズでカバーされているものと同じ)。レベル7から12までの6,000語をAnkidroidに入れ、出願スコア獲得前の約2カ月程度で集中的に覚えました。これによって読むスピードが大きく上がってVerbalセクションを完答することができるようになり、スコアが大幅に改善しました。文意が取れないとそもそも回答できないRCとCRはもちろんですが、SCにおいても文法面で落としきれない選択肢が残った場合の最後の一押しに大いに役立ったと思っています。
(語弊があるかもしれませんが…)GMAT特有のルールと違って、実務や入学後のケースリーディングでも確実に有用な知識だと思いますので、個人的に非常にお勧めの教材です。
*SVLをAnkidroidに入れる方法については、下記のサイトをご参照ください。
学校全体が協調的な雰囲気で、居心地がよいです。学生の大半がキャンパス内に住んでいるため、授業後に各自の部屋で語り合ったり、それぞれの自国の料理を振舞ったりなど、クラスメイトとの関係構築が非常にしやすい環境だと思います。
キャンパス自体は田舎にありますが、世界有数の大都市であるパリへのアクセスは悪くなく、いろいろな意味でバランスのいい学校だと感じています。
私はスピーキングとリスニングが不得意な典型的な純ドメで、TOEFLのスコアメイクに本当に苦労しました。(今も講義やディスカッションで苦労しています。)賛否両論あると思いますが、息詰まったらIELTS等の他の試験フォーマットに転向することも柔軟に検討されるとよいと思います。(GMAT↔GREも同様)
スコアを不安に思われた方は、Webから申込をするとスコアやプロフィールなどについてアドミッションから直接フィードバックを受けることが出来ます。出願すべきか迷われている方はぜひコンタクトしてみてください!