投稿

10月, 2022の投稿を表示しています

受験体験記38 製造業・私費

 基本情報  入学月:【2022/1】  出身業界:製造業 留学形態:【私費】  英語・海外経験:東南アジア駐在(1年)、旅行  受験校:HEC、ESADE 合格校(Waitlist除く):HEC、ESADE  IELTS提出スコア:7.0  GMAT提出スコア:630  HECへのキャンパスビジット:なし  Why MBA? 1.  不足する知識を集中的にインプットしたかった 国内法人営業から海外の販売会社へ出向した際、財務会計や戦略企画に関する知識不足を痛感することが多々ありました。働きながら中長期的な視点にて不足点を補う道もあったかと思いますが、会社組織の変革期であったこともあり、一度外にでて短期集中的に必要知識をインプットすることを選択しました。 2. 自分自身の価値観を一度リセットしたかった 前職では周りの人々や環境に恵まれたこともあり、5年半という短い期間にも関わらず多くの国内外プロジェクトや新規事業などに携わることができました。ただし、徐々に会社内でしか通用しない常識や価値観に染まっている感覚(大企業病というのかもしれません)があり、一度環境を変えることで自分自身のキャリアおよび人生について考える時間を確保することにしました。 Why HEC? アドミ用ではない正直な理由を述べると、ランキングが高い学校の中で比較的授業料がリーズナブルだと感じたことが第一です。次に交換留学の選択肢を含むフレキシブルなプログラムが魅力的でした。平均年齢が高く、ダイバーシティに富んでいる点も進学を後押ししてくれました。  受験スケジュール  2016年4月:入社時のTOEIC460点。人事面談にて海外部署で働きたいですと伝えたところ鼻で笑われる。 2019年4月:東南アジアの販売会社へ出向に。TOEIC780点。出向直前にオンライン英会話を始めるも自己紹介で手一杯に。 2020年3月:MBA受験を視野に入れ、ひとまずTOEFLを初受験し76点。リーディング中に横の人が話し始め、驚愕する。 2020年4月:コロナの影響で日本へ帰任となり、年度内の出願を決意。 ネット上の定義では純ジャパではないことに震え上がる。TOEFLのスピーキングは15点ほど。 2020年...

サマーインターン体験記-ベンチャーキャピタル

 ■HECでのサマーインターンについて HECParisは9月入学・1月入学と、2回の入学タイミングがありますがどちらのタームでもサマーインターンを実施可能です。両ターム共に6月末近くまで授業やテストがあるため、基本的には7月・8月の2か月間でサマーインターンを実施する形が大半となります。 9月入学の場合、入学後にキャリアセッション等が開始され、人にもよりますが入学直後から翌年のサマーインターン先を探すアクションが開始されていきます。 1月入学の場合、9月入学の4ヶ月後の入学となりますが、応募母数が少なくなるといった機会損失は、基本的にはないと思います。ただ企業によりますが、この時期は多くの企業のインターン選考が始まる(またはもう始まっている)時期でもあるので、入学直後に選考が入ってきてそれなりにバタバタします。そのため1月入学をされる方は、受ける業界・企業にもよりますが、リサーチや応募準備(もしくは選考自体)を進めておくと良いかと思います。 ちなみに私は1月入学ですが、インターンに関する情報収集、OB訪問、選考等のアクションは前年9月から開始しており、それなりに就活が進んだ状態で入学しました。   ■インターン先の見つけ方 ベンチャーキャピタル(以後、VC)は基本的にはファンド組成した付近のタイミングで新しく人を雇用する形になりますので、事業会社やコンサルの様に毎年コンスタントにポジションが空くわけではありません。興味があり、自分のスキル的にフィットしていても、タイミングの問題でポジションが取れないこともさほど珍しくないです。そのため、ある程度多くの企業に接触してインターン受け入れ可能な企業の母集団を確保し、様々なキャピタリストの会話を通じてベストな会社を探すプロセスだと捉えてます。   ◾️受験準備×3点 あくまで私個人のケースですが、受験準備として、1.志望動機2.貢献ポイント3.投資仮説の3点を整理しました。 1.志望理由 どの業界を受けるにしても準備必要ですが、VCは特に重要だと感じてます。VCはスタートアップへの投資を行い何らかのexitを通じて利益を確保するビジネスですが、仮にシード•アーリーステージへ投資をすると投資先企業のexitまで6-7年かかることも全く珍しくないです。つまり自分の仕事の成果が見えるまでにかなりの時間...